鳥獣管理士養成講座は、基礎から応用まで鳥獣管理の知識や技術を幅広く体系的に扱う学習プログラムです。大学教員、シンクタンク、機器開発メーカー、NPO法人など、経験豊富な講師陣が、丁寧に解説します。10年以上の実績を有するJWMS鳥獣管理士養成講座を通じて、これまでに、専門学校や大学・大学院生、行政機関、農林業従事者、各種団体、コンサルタント等、多くの方が学習されています。
鳥獣管理士養成講座を受講し、レポートを提出すると、資格認定試験の受験資格となる、鳥獣管理CPD単位が取得できます。例えば、オンラインで「鳥獣管理の基礎」コースを学習して修了すると、鳥獣管理士3級の受験資格要件となる、30CPD単位を取得することができます。
令和5年度は、鳥獣管理の基本的な知識を扱う「鳥獣管理の基礎」、現場で役立つ知識を扱う「鳥獣管理の応用」の2コースをオンラインで開講します。さらに、鳥獣管理学の実践的な知識や技術を現場で学習することができる「鳥獣管理の実践」コースを、千葉県において開講します。
コース名 | 科目群 | 実施形態 | 内容 |
鳥獣管理の基礎 |
動物生態学入門 鳥獣管理学入門 社会と制度入門 |
20科目以上 オンデマンド学習 (オンライン講座) |
【基礎知識】 野生鳥獣の基本的な生態や管理方法、関係する社会と制度に関する基礎知識を扱う。 |
鳥獣管理の応用 |
動物生態学応用 鳥獣管理学応用 社会と制度応用 |
20科目以上 オンデマンド学習 (オンライン講座) |
【現場知識】 野生鳥獣のより詳しい生態や実践的な管理、関係する社会と制度の適用等に関する応用知識を扱う。 |
鳥獣管理の実践 | 鳥獣管理学演習 |
フィールド演習 (野外講座) |
【実践知識】 鳥獣管理士資格所持者や鳥獣管理の基礎・応用の受講者を対象に開講するフィールド演習。 |
鳥獣管理の実践コースは、現場で求められる鳥獣管理の知識と技術を学ぶことができるフィールド演習です。この演習では、鳥獣対策が必要な地域の現場確認方法と、被害対策支援につなげるための調査方法についてフィールドで学習することができます。これから現場で活躍する予定の方、フィールドで実践的な知識や基本的な経験を学んでみたい方を対象とした学習プログラムです。
ただ今開講中です。ご参加いただけます。
講師(2022年度)
浅田 正彦(合同会社AMAC代表)
東 展生(ファームエイジ株式会社常務取締役)
伊吾田 宏正(酪農学園大学准教授)
上原 裕世(JWMS主任研究員)
加藤 卓也(日本獣医生命科学大学講師)
小金澤 正昭(宇都宮大学名誉教授)
佐藤 喜和(酪農学園大学教授)
杉田 昭栄(宇都宮大学名誉教授)
園田 陽一(JWMS主任研究員)
高橋 俊守(宇都宮大学教授)
仲谷 淳(元農研機構中央農業研究センター)
羽山 伸一(日本獣医生命科学大学教授)
三浦 慎悟(早稲田大学名誉教授)
望月 翔太(福島大学准教授)
森 良(NPO法人エコ・コミュニケーションセンター代表)
山本 清龍(東京大学准教授)
山本 麻希(長岡技術科学大学准教授)
米田 政明(元一般財団法人自然環境研究センター研究主幹)
(あいうえお順 敬称略)
団体・企業による研修のご相談
概ね10名以上の行政機関・各種団体・会社等が、研修を目的として鳥獣管理士養成講座を団体でお申し込みいただく場合には、事務局までご相談ください。